こんにちは、出口です☺︎
最近、ネット上やテレビのニュースなんかでも徐々に騒がれ始めていますが、あと２ヶ月後の2020年4月から、ついに同一労働同一賃金制度が実施されます！
とは言っても、まだまだ実感が湧かなかったり、同一労働同一賃金？なんやそれ？と言う方も多いんでは無いでしょうか。
結論から言ってしまうと、正社員はオワコンです。
今正社員として働いている方にとっては、大きな問題となる可能性がかなり高い政策なんですよね。
今回は何故、この同一労働同一賃金によって正社員が終了してしまうのか？その理由を実例を交えて解説しますので、まだ制度の事をよく分かってない方はしっかりと最後まで読んでみて下さい！☺︎
同一労働同一賃金とは？
そもそも同一労働同一賃金とは、一体どう言う制度なのでしょうか？
厚生労働省のHPによると…
同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者（無期雇用フルタイム労働者） と非正規雇用労働者（有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者）の間の不合理な待遇差の解消を目指すもの
だそうです。
つまり、内容をさっくりと纏めると”正社員だろうが、派遣社員やアルバイトだろうが、やる仕事の内容が同じなのであれば給料に差を作るのはやめましょう！”という政策になります。
ちなみに実施の時期は大企業は2020年4月から、中小企業は2021年4月から。総務省の発表によると、2018年の非正規労働者は2120万人も居てまして、その数は実に労働市場の大体40%を占めるそうな。
国側としては、40%も占める様になった非正規労働者側への待遇の改善の為に、本政策を作ったみたいでして、これによって雇用者への適正な評価が行われ、結果的に能力の高い人たちのモチベーションが上がって企業としても売上向上につながると言われています。
ですが実は、ここまでは表向きの話。
同一労働同一賃金で正社員が終わる理由
さて、それでは本題の正社員が終了してしまう理由に入っていきます。
この理由はとっても簡単です。この政策によって、正社員の扱いが非正規労働者側に合わせられることになってしまう可能性が高いんですよね。
と言うのも、企業が常に抱える悩みとしては人件費の問題が挙げられますよね。
黒字でもリストラや早期退職の斡旋などなども当たり前に行われるのが今の日本です。
そんな中、非正規雇用者の扱いを正社員と同じものにしなさい、と法律で決まってしまった。
そして、その負担は国からも地方自治体からも、どこからも補填はされません。
つまり、会社全体の総利益売上が変わらないのであれば、正社員側の待遇を下げるしかないのです…。
これは決して出口の妄想話ではなく、実際に先んじてこの政策を取り入れた日本郵政なんかは正社員側を非正規雇用者の待遇に合わせました。
そう。正社員が終了してしまうのはもう想像上の話ではなく、実はもう既に現実の物になって来ているんですよね。
同一労働同一賃金でこれからの日本はどうなるのか？
同一労働同一賃金によって、これからの日本はどうなって行くのか？
答えは実力主義と格差社会の広がりが起こる事です。
と言うのも、今回の政策によって、財政の苦しい会社は会社の運営に必要のない人間を体良くリストラする言い訳を手に入れた事になります。
何故なら、同一労働同一賃金によって人件費が増える会社もある訳です。そんな中、実力のない人がリストラされるのは当たり前。
そしてリストラばかりが続くと、それは正に過去にあった就職氷河期レベルのネガティブなニュースをよく聞く様になる訳です。そして国民がお金を使わなくなり、経済も回らなくなる。
つまりは不景気になって、日本がもっと生き辛い国になって行く可能性も十分にあり得ます。
昨年には消費税増税もありました。そして今年の夏には東京オリンピックの特需はあるかも知れない。ですが、その後には経済の落ち込みが必ずやって来ます。
こんな時代に入って来るからこそ、今から自分で０からお金を作り出す力を身につける事…つまり、『自分ビジネス』の仕組みを構築しておく事が大切なんですよね。
最近では既に出口みたいに独立したフリーランスになって、会社に属さない働き方をしている人が増えて来ているのが、その証拠でもあります。
まとめ
今回は今年の４月から実施される同一労働同一賃金によって、なぜ正社員が終了してしまうのか？その訳や実例と共に解説して来ました！
まとめると
- 同一労働同一賃金とは、正社員と非正規雇用の雇用条件に差をなくす政策である事
- 同一労働同一賃金によって正社員が終了する訳は、企業の限りある財源から政策を実行しようとすると、正社員側の雇用条件を非正規雇用者側に合わせなければ成り立たない可能性が高いため
- 同一労働同一賃金の実施によっての起こる事は”実力主義と格差社会の広がり”であり、自らお金を作り出す力を身につけて会社に依存しない状態を作る事こそ、これからの日本で思い通りに生きる方法
と言ったお話でしたね。
実はこの政策はアメリカなどのThe実力主義社会の国では既に実施されている事。
今の日本では未だに、いくら頑張って良い成績を出しても正当に給料に反映されない年功序列の昇級体制が残っている企業が多いです。
ですが、そもそも終身雇用崩壊が当たり前の出口世代からすれば、この機会に自分ビジネスを持つ事は年齢に関係なく実力主義で年収が上がったり、生活がより良くなったりと、考え方によっては大きなチャンスです！
ぜひあなたもこの時代の流れをうまく読み取って、豊かな人生を築けるようになってくださいね☺︎
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では、今日も後悔の一日を☺︎